ためしてガッテン【糖尿病】腸内環境の改善で血糖値が下がる！

水溶性食物繊維を一品増やせば糖尿病が治る！

6/10のためしてガッテンでやっていました。
糖尿病患者でも、腸内環境が整えば血糖値がどんどん下がるらしいです。
インスリンの注射も減らせるとか。
画期的な治療ですよね。

はじめに

今回は、ためしてガッテンの内容をふまえて、以下について触れます。

1. はじめに
2. 糖尿病患者に朗報
3. 腸内環境を整える方法は？
   • 健康な人のうんこを移植する！
   • 腸内細菌にえさ（水溶性食物繊維）を与える！
   • さらにスイッチを強化するには、魚を先に食べる！
4. 放送内容のまとめ
   • 改善の流れ
   • 水溶性食物繊維なら長崎特産のひじきを！
5. 最後に

糖尿病患者に朗報

一般的な２型糖尿病の場合は、通常は薬、運動、食事制限などで治療しますよね。治療というより、悪化を防ぐという感じでしょうか。

糖尿病-インスリン

でも、食事制限をしなくても血糖値を下げる方法が見つかったらしいです。

腸内環境が整えば血糖値がどんどん下がる。

血糖値を下げるためには、腸内環境を整えることが重要らしいです。
放送では、今回の治療法を行うと同時に毎回、検便をして、腸内環境の変化を調べていました。
腸内環境（善玉菌？）の量が増えるのに比例して、血糖値の値がどんどん下がっていました。

腸内環境を整える方法は？

健康な人のうんこを移植する！

一番早い方法は、この健康な腸内環境の方の便を移植する方法らしいです。
海外の病院ではすでにやっているみたいです。
映像では「健康な方の便」を水に溶かして、管をお尻にさして腸の中に入れていました。

衝撃的な治療法ですね。
こうすることで健康な方の腸内細菌が、糖尿病患者さんの腸内で増えて、腸内環境が改善されるらしいです。

ちなみに、腸内細菌は腸内にどれくらいあると思いますか？
なんと・・・２ｋｇだそうです。
すごい量ですね。

ものすごく健康な腸内環境の方は、将来、便を売って生活できるようになるかもしれませんね。

ただ、現時点で便の移植は現実的ではありません。
そこまでできない人はどうするんでしょうか？
その答えが以下の方法です。

腸内細菌にえさ（水溶性食物繊維）を与える！

腸内環境を整える方法は、ズバリ、”毎日の食事に「水溶性食物繊維」の食材を一品加える”です。
「水溶性食物繊維」は腸内細菌の餌になるらしいです。
「水溶性食物繊維」を摂取すると、腸内の環境が整い、腸から「インスリンを出せ！」という指令が出るようになるらしいです。

その腸内細菌の持つスイッチを増やすのがこの「水溶性食物繊維」です。
注意するのは「食物繊維」ではなく「水溶性食物繊維」と言っているところです。

食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類がある

ここで「水溶性食物繊維」が豊富な食材とは以下のようなものです。

• ヒジキ
• わかめ
• 昆布
• 海苔
• 大麦
• ゴボウ
• オクラ
• かんぴょう
• 切干大根
• 糸引き納豆
• 熟したくだもの
• こんにゃく

などです。

海藻などのぬるぬると粘り気のある食材が「水溶性」に該当するようです。
ちなみに、「ひじき」の１００ｇあたりの水溶性食物繊維の含有量は、22.5 gと圧倒的に多いです。

ひじき-水溶性食物繊維

さらにスイッチを強化するには、魚を先に食べる！

ご飯のおかずに刺身などの魚を食べる場合、「魚を先に！」「ごはんは後で！」の順番で食べるとインスリンを出すスイッチがさらに強化されるようです。

とにかく、「ご飯は最後！」と覚えておけば良いらしいですよ。
違和感のある方もあるでしょうけど、食事制限をすることを考えれば簡単ですよね。

放送内容のまとめ

これまで、食事制限で苦しんだ糖尿病患者やその家族は多いと思います。

もともと粗食が苦手な方が糖尿病などの生活習慣病になるケースが多いなかで、そういう方の食事を制限していくわけですから余計に大変ですよね。

今回の方法は、「一品加える」という方法ですので、かなりハードルが低いと思われます。

改善の流れ

1. 毎日の食事に「水溶性食物繊維」の一品を加える。
2. ご飯より先に、魚や野菜などのおかずを食べるようにする。
3. 腸内環境が改善される。
4. インスリンの分泌が促される。
5. 血糖値が安定する。

といった流れです。

和食-ひじき

食材としては、ひじきを筆頭に海藻やごぼうがよさそうです。
これなら簡単にできますよね！

水溶性食物繊維なら長崎特産のひじきを！

ひじきの良さを挙げてみます。

カルシウムが牛乳の１２倍！鉄分はレバーの６倍！

ひじきの成分は以下のとおりです。

• カルシウムは牛乳の12倍
• 食物繊維はゴボウの7倍
• 鉄分はレバー（鶏）の6倍
• 水溶性食物繊維がダントツに多い

凄すぎる！これは食べるしかないでしょう。

国産の天然のひじきを食べて、本物を知ろう！

現在流通している「ひじき」の大多数は、韓国や中国から輸入された”養殖”です。
それに対し、国産のひじきはほとんどが”天然”です。
そして、その半数が長崎県産です。

五島産、対馬産のひじきが特においしいようです。
絶品のアジなどのおいしい魚も五島や対馬あたりで獲れますよね。
おいしくないわけがありません。

是非、長崎産のひじきを食べて、みんなで健康になりましょう。
長崎県対馬産 乾燥長ひじき

ひじきの分類（芽ひじき、長ひじき、寒ひじき）

ちなみに、「芽ひじき」は葉の部分、「長ひじき」は茎の部分、「寒ひじき」は冬に刈った若いひじきを加工したものだそうです。
それぞれ、違う食感が楽しめますよ。

医療費削減で自治体も元気になる！

市町村も住民の健康維持のためにこういった食事を励行し啓蒙すれば、医療費も削減できるのではないでしょうか？
産地である長崎県なら地産地消で経済の活性化にもつながりますよね。

最後に

明日から、ひじきや海藻類など「水溶性食物繊維」の豊富なおかずを１品ふやして、腸内環境を改善したくなりました！

「医食同源」といいますが、食生活で改善が何よりの薬ですよね。
糖尿病の方は、インスリン注射が必要なくなるかも知れません。
そして糖尿病予備軍（わたしも？）の方も、きっと健康になりますよ！
ためしてガッテンしましょう！

ではまた！

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