松浦市とその周辺を楽しむブログ

長崎県北から福岡までの九州北部の情報をメインに書きます。

NHKドラマ「逃げる女」-佐世保・平戸・松浦が舞台(ロケ地)!

 

長崎県のすばらしい景色が満載の現代ドラマ!

テレビドラマ「逃げる女」が放送中です!(NHK地上波 全6話)

逃げる女-佐世保・平戸・松浦

舞台は長崎県の県北地域で、内容はヒューマンサスペンスドラマです。
2016年1月9日(土)放送スタート。

ロケ地は佐世保・平戸・松浦。佐賀県の唐津も!

ロケ地は長崎県です!
佐世保市から平戸市、松浦市と撮影が行われました。

ロケ地詳細

各自治体からのエキストラ募集情報などまとめてみました。
時系列に並べてみたいと思います。

 

「平戸市役所 facebook」の情報

10月20日がロケのスタートだったと思われます。

撮影予定日 撮影場所
10月20日(火) 佐世保・相浦~黒島
10月21日(水) 佐世保・商店街
10月22日(木) 佐世保・佐世保港
10月23日(金) 佐世保・松浦鉄道~商店街
10月24日(土) 佐世保・佐世保刑務所
10月25日(日) 佐世保・つくも荘
10月27日(火) 佐世保・須田尾町
10月31日(土) 平戸・福田酒造~平戸港
11月 2日(月) 平戸・館ノ浦漁港
11月 3日(祝・火) 平戸・平戸港~度島
11月 5日(木) 佐世保・西海橋水族館跡
11月 6日(金) 佐世保駅~たびら平戸口

出典:平戸市役所 フェイスブック

「佐世保観光コンベンション協会」の情報

佐世保の観光協会では、以下のような内容が載っていました。

「佐世保ロケエキストラ募集中!! 12月02日更新」

撮影予定日 撮影場所
12月7日 佐世保
12月8日 生月
12月11日 福島
12月13日 鷹島
12月14日 唐津(鷹島近辺)
12月15日 松浦

出典:ようこそ海風の国へ させぼ おじか

まつうら観光物産協会の情報

「エキストラ募集について」

・撮影日時:平成27年12月15日(火)午後1時~5時まで
・募集人員:10名
・出演内容:撮影シーンの観客役として出演をお願いします。

  出典:まつうら観光物産協会

各撮影場所について

メインの舞台は佐世保のようですね。
佐世保では、撮影時にかなりの人だかりができたようです。

物語の舞台(ロケ地)は、以下のように変わっていきます。

佐世保市(市街地、軍港) ⇒ 平戸市(主に島) ⇒ 松浦市(主に島) ⇒ 唐津市 ⇒ 浜松市(ダム)

※全体的には長崎県北部地域という設定のようですが、後半のダムの場面は何故か静岡県浜松市の

ロケ地の特徴

ロケ地を見ると島が多いのが特徴ですね。

佐世保では黒島、平戸市では平戸島と生月島、松浦市では福島と鷹島と島をめぐるロケとなっています。
昔の肥前国松浦郡をめぐる旅ですね。

現在は黒島以外はすべて橋が架かっています。

ドライブするには良いですよ。
特に平戸大橋、生月大橋、鷹島肥前大橋は景色が絶景です。
もちろん西海橋もいいですよ。
全部無料で通行できます。

西海橋-長崎県立西海橋公園HPより

西海橋-長崎県立西海橋公園HPより

 

平戸大橋-平戸観光協会より

平戸大橋-平戸観光協会より

 

生月大橋-平戸観光協会より

生月大橋-平戸観光協会より

 

鷹島肥前大橋-ながさき旅ネットより

鷹島肥前大橋-ながさき旅ネットより

ちょっと話がそれましたが、旅行、ドライブには最高の場所ですよ。
天気の良い日にぜひどうぞ!

仲里依紗さん

仲里依紗さんの故郷は、いわずとしれた長崎県です。

このドラマの撮影中は実家からロケ現場に通ったらしいです。
実家のお母さんの手料理を食べて仕事に行くのがとても幸せだったとのことです。

地元(大村?)のスーパー銭湯に何度も通ったらしいですよ。

ロケ中にいとこにバッタリ久々に会ったりと故郷を満喫したようです。

概要

ストーリー

とある刑務所を、えん罪が晴れて出所した梨江子(水野美紀)。勤務先の養護施設で児 童殺害の罪に問われ、8年もの間、刑に服していたのだ。苛烈な取り調べに 屈して自供してしまったことと、唯一のアリバイを親友・あずみ(田畑智子)に否定されたためだった。あずみを探しだそうとする梨江子を事件の担当刑事だっ た佐久間(遠藤憲一)が追う。無実の梨江子を刑務所に送ったことを悔いつつも、彼女が抱える怒りと憎しみを、あずみにぶつけるのではないかと、恐れている のだ。一方、佐久間とコンビを組む、若い刑事の安藤(賀来賢人)は、梨江子を取り巻く状況を冷静な目で見ようとする。やがて梨江子の前に美緒と名乗る若い 女(仲里依紗)が現れる。梨江子の暗く強い感情を、一瞬で見透かした美緒。梨江子は、なぜか離れようとしない美緒を薄気味悪く思いつつも、あずみを探す旅 を続けることに。だが、美緒は梨江子が知らない過去があった…。

出演者

水野美紀、仲里依紗、賀来賢人、田畑智子、でんでん、髙橋努、水崎綾女、髙橋克典、加藤雅也、原田美枝子、古谷一行、遠藤憲一 ほか

出典:http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=01240

放送予定 (6週連続放送/全6回)

NHK総合(番組1ch)にて放送されています。

・毎週土曜日 よる 10時00分~10時44分
※再放送は翌週金曜日の深夜0:10。

タイトル 放送日時  あらすじ
第1話
無実の傷あと
1/9(土) 22:00 えん罪が晴れて、8年ぶりに刑務所を出所した梨江子(水野美紀)。児童養護施設での殺人事件の犯人とされていたのだ。梨江子は、アリバイを否定した親友のあずみ(田畑智子)を探しはじめる。長年苦しんだ梨江子に周囲はなおも冷たい。苛烈な取調べを行った刑事の佐久間(遠藤憲一)は、償いの気持ちで梨江子を案じる。が、若い刑事の安藤(賀来賢人)は、状況を冷静に見ていた。そして梨江子の前に謎の若い女・美緒(仲里依紗)が…。
第1話
(再放送)
1/16(土) 0:10
※1/15(金)深夜
 同上
第2話
嘘つきと嵐
1/16(土) 22:00 梨江子(水野美紀)は自分をえん罪におとしいれたあずみ(田畑智子)を探すうちに、勤めていたカフェにたどり着く。が、女主人の綾乃(原田美枝子)から、あずみは新婚旅行中と聞き、衝撃を受ける。あずみを待つ梨江子は、カフェの女主人・綾乃(原田美枝子)の飾らない人柄に、ふと安らぎを感じる。嵐の夜、カ フェに美緒(仲里依紗)が突然現れる。再会に戸惑う梨江子。傍若無人な美緒を、綾乃も持て余す。一方、佐久間(遠藤憲一)と安藤(賀来賢人)は、梨江子を案じつつ新たに起こった殺人の捜査を始めるが…。
第2話
(再放送)
1/23(土) 2:10
⇒3:02に変更されました。
※1/22(金)深夜
 同上
※放送時間が2時台となっていますのでご注意を!
錦織圭の全豪オープンの3回戦の試合を放送するため、3:02に変更になったようです。
第3話
壊れたままの幸せ
1/23(土) 22:00  あずみ(田畑智子)は待ち合わせ場所に現れなかった。梨江子(水野美紀)は綾乃(原田美枝子)のもとを離れ、再びあずみを探す旅に出る。なぜか梨江子につ いてくる美緒(仲里依紗)。佐久間(遠藤憲一)と安藤(賀来賢人)はあずみの失踪を知り、ちらつく梨江子と美緒の姿に不審を抱く。梨江子は高校時代の友 人・深見(高橋努)を訪ね、あずみの一面を改めて知る。そして思いがけず父・喬雄(古谷一行)ら家族に再会することに。
第3話
(再放送)
1/30(土) 0:10
※1/29(金)深夜
同上
第4話
危ない道連れ
1/30(土) 22:00 梨江子(水野美紀)と美緒(仲里依紗)の周囲で殺人が起きていることに、佐久間(遠藤憲一)は動揺する。追ってきた佐久間と安藤(賀来賢人)から、美緒は巧みに梨江子を逃がす。佐久間たちは、父親の喬雄(古谷一行)や、友人の深見(高橋努)らに梨江子の居所を尋ねる。が、その強い反感から、えん罪事件の残した傷がいかに大きいか、を悟る。裏切ったあずみ(田畑智子)をなおも探す梨江子は、児童養護施設の先輩職員・斉藤(高橋克典)を訪ねる。斉藤は、事件の真相を明らかにするべく、梨江子のために力を尽くしてくれた人物でもあった。
第4話
(再放送)
2/6(土) 0:10
※2/5(金)深夜
同上
第5話
あなたしかいない
2/6(土) 22:00 梨江子(水野美紀)と美緒(仲里依紗)は、あずみ(田畑智子)と施設で一緒に育った千夏(黒沢あすか)のもとへ。千夏が不在の間、留守番をすることになった二人。お互いの気持ちは反発と共感を繰り返しつつ近づくが、行き違いから美緒は去ってしまう。安藤(賀来賢人)は、のちの美緒らしき少女が関わった陰惨な事件に行き当たる。一方、発見された水死体があずみではないかと、半信半疑の佐久間(遠藤憲一)。梨江子の過去を探ろうと、児童養護施設の先輩職員・斉藤(高橋克典)を訪ねる。
第5話
(再放送)
2/13(土) 0:10
※2/12(金)深夜
同上
第6話 2/13(土) 22:00  追ってきた佐久間(遠藤憲一)と安藤(賀来賢人)から、またも逃げ出した梨江子(水野美紀)と美緒(仲里依紗)。逃避行のうちに梨江子は、美緒に対して愛しさに似た気持ちを覚え、かたくなだった自分の変化をも感じる。そんな矢先、沖で上がった水死体があずみだったことを報道で知る。美緒の様子から、梨江子は彼女の犯行だと察して責めたものの、自分を撃ち殺せと迫られて突き放せない。佐久間たちが近づいていることを知り、梨江子はある決意を固める。が、美緒の拳銃が思わぬ結末を招く。
第6話
(再放送)
 2/20(土) 0:10
※2/19(金)深夜
 同上

あくまで予定です。変更などがあるかもしれません。
詳しくはこちらへ ⇒ 逃げる女 NHK

感想とロケ地について

第1話 無実の傷あと

回想シーンで男の子が死んだり、主人公の梨江子(水野美紀)が冤罪で8年も服役するなど、重たい場面が多くありました。

しかし、各場面のバックには佐世保の良い風景が随所に出てきてとてもよかったです。

水野美紀さんも仲里依紗さんも味のある演技でとても見ごたえがありました。

佐世保の風景があちこちに出てきます。
軍港の町、造船の町といった雰囲気がよく伝わってきます。

逃げる女-スタッフブログより

水野美紀さんのバックに見える佐世保重工業(SSK)の風景もいいですね。

逃げる女-佐世保・平戸・松浦
SSKの前身は旧佐世保海軍工廠です。
戦艦武蔵の艤装工事も行われたところです。
1913年にイギリスから導入された250トンクレーンが今も現役です。

水野美紀さんと仲里依紗さんが出会って、お互いを意識しながらちゃんぽんを食べるシーンはよかったですね。

逃げる女-スタッフブログより-2

仲里依紗さんは長崎県出身だから、なつかしい味だったでしょうね。
普段もちゃんぽん屋をみると、ふるさとである長崎を思い出すらしいです。

こうやって映像でみると、佐世保の街が日本でも中国でもない、台湾みたいな感じがしました。

佐世保には米海軍基地があるのでどちらかというとアメリカンなイメージで取り上げられがちですが、佐世保も長崎県ですからね。
やはりアジアン(中華っぽさ)な部分も多くあります。

アメリカンとアジアンの融合という意味では、やはり独特の雰囲気のある街です。
佐世保バーガーも美味しいですが、地元ではちゃんぽん、皿うどんなどは定番です。

第2話 嘘つきと嵐

物語の舞台が佐世保市から平戸市へ。
主人公の梨江子(水野美紀)はローカル線に乗って移動していましたね。

海辺のカフェの女主人の綾乃(原田美枝子)と出会ってパンを焼いたりして働きながら、自分を冤罪に陥れた「あずみ(田畑智子)」が新婚旅行から帰ってくるのを待ちます。

なぜかそのカフェに佐世保のちゃんぽん屋で相席をした美緒(仲里依紗)が転がり込んできます。
そして、若い男性が車の中で殺されたりとショッキングな場面が続きます。

普通に見る限り、美緒がピストルで殺したような流れになっていますが、果たしてどうなのでしょうか?
第1話の男の子といい、誰が殺したのかわからないままストーリーが進んでいきます。

それにしても水野美紀と仲里依紗の演技がいいですね。
面白いです。

一見、美緒がサイコパス的な殺人犯だと思わせておいて実は秘めたものがあるまともな人間だったり、冤罪の被害者に見える梨江子が実は深い闇を持つ犯人だったり?とかいろんな想像が膨らんでいきます。

美緒と第一話で亡くなった男の子と美緒が実は兄弟だった?とか・・・。

もちろんネタバレとかじゃないです。
全部勝手な妄想ですから。

初めて映画のシックスセンスやユージュアルサスペクツのようなびっくりぽんなラストなのかもしれませんね。

目が離せません。

ロケ地について

水野美紀が佐世保から田園風景の中を列車で移動していたのは松浦鉄道(MR)です。
乗っていた車両は「レトロン号」という車両です。

「佐世保駅」から「たびら平戸口駅」まで移動して、そこから西肥バスかタクシーに乗り換えて平戸大橋を渡り、平戸市街地や根獅子海岸、人津久海岸あたり、さらに生月大橋を渡り生月島に行ったという設定でしょう。

前述したロケ地と照らし合わせると以下のような感じになります。

・漁港のシーン ⇒ 館ノ浦漁港(生月町※生月島中心部)
・酒蔵のシーン ⇒ 福田酒造(志々伎町※平戸島南部)
・カフェ外観 ⇒ 人津久・根獅子の海岸(撮影用セット?)(大石脇町※平戸島南部)
・カフェ内部 ⇒ 「レストラン パヤラ」(実在)に似ている(生月町※生月島北部)
・浜辺のシーン ⇒ 人津久・根獅子の海岸(大石脇町※平戸島南部)
・車で走った海辺の道路 ⇒ サンセットウェイ(生月町※生月島北西部)
・牛が放牧された草原 ⇒ サンセットウェイ(生月町※生月島北西部)

平戸市内の良いものを欲張ってくっつけたような感じになっています。

サンセットウェイ(生月島)

平戸市でドライブといえば、生月島のサンセットウェイです。
片側には荒々しい崖や原生林の山がモリモリと迫り、反対側には青い水平線が広がります。

生月-サンセットウェイ-平戸観光協会より

生月-サンセットウェイ-平戸観光協会より

 

草原の丘のような場所には岩がごつごつと点在し、牛が放牧されています。
絶景です。そして心が洗われます。

夏にこの道をドライブしてみてください。
午後3時~4時くらいにオオバエ灯台に向って青い海をみながら走り、灯台を満喫した帰り道は夕方になって黄金色の海に夕陽が沈んでいくという感じがベストだと思います。

ずっと心の中に残って、あなたの心を癒してくれますよ。

根獅子海水浴場、人津久海水浴場(平戸島)

ものすごーーーく綺麗な海水浴場です。
少なくとも九州北部では一番美しい砂浜だと思っています。

根獅子海岸-平戸観光協会より

根獅子海岸-平戸観光協会より

 

夏場は若者や家族連れの海水浴客でにぎわいます。
ぜひ一度行ってみてください。

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第3話 壊れたままの幸せ

長崎県北地域のシーンが続きます。
前述のロケ地のリストから考えると、平戸島や生月島(いづれも橋が架かっていて車で行けます。)がメインです。

第4話 危ない道連れ

江梨子の実家で家族と絡むシーンがあります。
事件で家族が辛い思いをした為に江梨子に複雑な感情を抱いている事や、帰る場所がなくなってしまった江梨子の悲しさなどが見て取れます。

ここから江梨子と美緒の二人旅(逃避行?)が始まります。
普通に受け止めればこの二人の行動が「逃げる女」というタイトルになっているんでしょうね。

でも、ほんと?って感じもあります。

ドラマ全体に言えることですが、詳しい説明や理由、動機などがわからないままどんどんストーリーが展開していきます。

誰が悪いの?誰が犯人?なんで死んだの?などわからないままです。
「ご想像にお任せします」的な見せ方なので、いろんな解釈ができます。

「逃げる女」ってホントは誰の事?

それがこのドラマの魅力なのかもしれません。

魚雷発射試験場

また、長崎県東彼杵郡川棚町の「魚雷発射試験場」での場面がありました。
※JRハウステンボス駅から長崎方面に2駅行った「小串郷駅」のすぐ近くです。

川棚町 魚雷発射試験場跡_川棚町HPより

この辺りは旧帝国海軍の特攻隊基地があった場所です。
もともとは魚雷艇訓練所ですが、戦争末期には「震洋特別攻撃隊」や「伏竜特別攻撃隊」などが編成され「回天」や「蛟竜」などの特攻隊員の錬成が行われた場所です。
数万人の若者が訓練をし、3千人の若い命が南の海に散りました。
出典:川棚町 観光協会

穏やかな大村湾の景色は素晴らしいですよ。
歴史を学ぶ上でもぜひ立ち寄ってみてください。

第5話 あなたしかいない

ここにきて一気にストーリーが展開していきます。
さらに、佐久間(遠藤憲一)のナレーションがとても心に響きます。
良い声ですよね。

「子供への虐待」という裏テーマ

幼少期に親から虐待を受け続けた美緒(仲里依紗)、おなじように不幸な環境で育ったあずみ(田畑智子)や児童養護施設で死んだ男の子、みんな深い寂しさを抱えて孤独におびえていたのです。

回想シーンで美緒が両親から虐待を受けるシーンが衝撃的でした。
仲里依紗さんの演技も秀逸でしたね。

幼少時代の辛い体験は、その人の一生に影響を与えるのですね。
最近、子供が被害者になる悲しい事件が多く報道されています。

不幸な親子関係が人生に与える影響、そしてそれが犯罪につながっていく悲しさ。
このドラマの作者はこういったことを伝えたかったのだとやっとわかったのが第5話でした。

生まれた時から悪い子なんていませんからね。
やはり人間は愛情を注がれることで育つことができるのでしょうね。

私自身もいろいろと考えることがありますが、このドラマの訴えている事と同じような結論に至ることが多いです。

深い共感を覚えました。

とにかく涙なしには見られない、そんな第5話でした。

夜間飛行

ちなみに、スタッフブログによるとカフェの女主人・綾乃(原田美枝子)が読んでいた本は、サン・テグジュペリの「夜間飛行」とのことです。

なんだか、梨江子と美緒の行く末を暗示しているようで気になります。
あのパイロットたちと同じような最期ということなのでしょうか。

エンディング曲

このドラマのエンディングが好きです。
本編が終わりエンディング曲に入っていく時の何とも言えない感じがすごく素敵ですね。

サウンドトラックも出ています。

ロケ地について

ここまで見て、このドラマが名作であることは確信しています。
こんな素晴らしい作品の舞台に長崎の地を選んでもらえたことが、本当に誇らしく思います。

最終話、楽しみのようなまだ終わってほしくないような・・・複雑な気持ちです。

第6話 滅びぬ愛

えっ?
そんなかんじ?

ちょっとびっくりなラストでした。
正直いえば残念。

結局最後まで説明は一切なしでした。

・だれが子供を殺したのか?
・あずみやその他の被害者は誰に殺されたのか?
・「逃げる女」とは誰のことか?

私には少し難解なドラマでした。
でも、引き込まれる見せ方です。
仲里依紗さんや水野美紀さんの演技はとてもよかったですね。

視聴率は2%程度らしいですが、明らかにそのへんのドラマより面白かったです。

ストーリーと結末

このドラマ、結局、最後まで正解がわからないままでした。
見た方がそれぞれ考えればいいのでしょうね。

私の勝手な解釈

私の勝手な解釈では、実は「被害者全員が自殺だった」というストーリーです。

幼少のときに虐待などを受けたため、寂しさや孤独感に耐えられなくて誰かにすがってしまう。
しかしその相手にも見捨てられると感じた時に、絶望感から自殺してしまう。

愛情に飢えていた少年やあずみ、そして美緒も人生をうまく生きることが出来ずに命を絶ったのではないでしょうか?

「ほんとうの孤独」を知らなかった江梨子は、少年やあずみを知らず知らずのうちに追い込んでしまった。

美緒は孤独の中でやっと見つけた生きる希望である江梨子を守ろうと必死だった。
自分の母親がこの人だったら・・・と思ったのでしょう。

美緒が殺したことになっている被害者はすべて自殺か事故で、なぜか不幸にもそこに居合わせてしまった。

みんな寂しいだけ。
美緒は一番かわいそうな存在で、それでも必死に生きようとしてる。

比較的幸せな環境で育った江梨子や安藤(若い刑事)は、美緒やあずみの悲しみや植え付けられたルールを理解できない。

どうですか?
私の勝手な解釈をふんだんに織り交ぜてみました。

最後に

フランス映画的な煮え切らないエンディングではありますが、なにか心に響くものがあります。
こんなドラマの舞台に長崎県の片田舎が選ばれたことがとてもうれしいです。

「逃げる女」面白かったです。

考させられた事

ここから先はあまりドラマとは関係ありません。
かなり私見を含んでいます。

孤独感や強迫観念

このドラマの後半に、美緒がポップコーンをばらまくシーンがありますよね。
しばらくして江梨子が戻ると、美緒はすべてのポップコーンを拾って食べていました。

幼少期の美緒がどんなに怖い目にあったか?
どんなに強迫観念に縛られているか?
痛いほどわかる演出です。

自分の性格、他人との関係に悩んでる人は、やはり親との関係に大きな影響を受けている場合が多いでしょう。
しかし、その親もさらにその親との関係の中で人格が作られています。

悪いルールが連鎖していくんですね。
それを理解し負の連鎖を止めるには、教育しかないのではないでしょうか。

子供と親との関係はどうあるべき?

2014年ノーベル平和賞を受賞した「マララユスフザイ」さん。
15歳でイスラム過激派に銃撃されてひん死の重傷を負った彼女は、その後、命を狙われる事もおそれずに「女性の教育の権利」を訴え人権運動を行っています。

どうやったらこんな人間が育つのか?

彼女のお父さんはこんなことを言っています。
私は何もしていない、ただ彼女の翼を切り取らなかっただけだ」。

子供に良い教育を「与える」ということを考えがちですが、本当に大切なのは子供の好奇心や勇気、無邪気な愛情を「奪わない」事なのでしょう。

本当の教育とは?

このドラマの根っこの部分には、幼少期の親子関係や虐待による心の傷がいかに人生を狂わせてしまうかというテーマがありますね。

不幸な生い立ちや環境、つらい過去は変えることはできません。
しかし、自分の人格がそういう影響を受けて作られたという事実を客観的に受け止められれば、そこから学ぶことができると思います。

さらには、子供や部下などの下の世代に悪いルールを受け継がずに済みます。
社会も少しずつ良い方向に行くのではないでしょうか?

そのための教育を国や政府も後押ししてほしいですね。

それはどんな教育か?
英語や数学ではありません。

もっと人生を土台から支えてくれるような哲学のようなものだと思います。
そして、その勉強を大人がするべきです。

有名な哲学者のアドラーは「すべての悩みは人間関係の悩みである」と言っています。
その中でも一番強烈な人間関係は「親子関係」でしょう。

こういう事を親自身が理解できれば、子供にたいする接し方も自然に良くなるのではないでしょうか。

親子関係も、人と人の人生での出会いの一つだと考えれば良いと思います。
辛い幼少時代を過ごした人間も、大人になれば自分で環境を選べます。

子供はもともと翼をもっています。親も知らない広い世界に飛び出し、自分だけの出会いを経験し、自分自身を育てていくことができます。

あなたも受けたかも?どこにでもある虐待

でも臆病な親は自分の知る狭い世界の中で子供を制御しようとします。
いちいち説明するのも手間がかかるし、忙しいから、十把ひとからげに言葉でコントロールします。

「ダメ!」とか「怖いよ~」とかです。
「不安や恐怖心」をあおって魔女のように呪いをかけるのです。

大きな声で威嚇し強制する

「ダメ!」と怒られるたびに子供は「親に嫌われたくない、怒鳴られたくない」という気持ちから自ら行動を制限して委縮していきます。

一見、反抗的な態度で気にしていないように見えますが、心には大きな影響を与えています。

恐怖心を植え付ける

「こわいよ~」「危ないよ~」「不幸になるよ~」というたびに、子供は「自分の生きている社会は恐ろしい所だ、周りは悪い人だらけだ、安全なのはここだけだ」というイメージを持ちます。

何をするにも不安が先に立ち、やりたい事と不安の葛藤でがんじがらめになり動けなくなります。
動いていないとはいえ、心の中はものすごく消耗しています。

もちろん、道路に飛び出すのは危ない事で怖い事です。
ですが、不安と恐怖で思考停止にさせてしまうような言葉のかけ方は虐待と同じです。

否定や見捨て

「なんでできないの?」というたびに、子供は「できないダメな自分」というイメージを自分に植え付けていきます。

「もう知らない!」、「~してあげない」というと、こどもは強迫観念を持たされ、○○しないと愛してもらえない(条件付きの愛情)と思います。
常に見捨てられることへの不安を感じ続けるでしょう。

人は掛けられた言葉でセルフイメージを作る

もし自分の姿を鏡で見ることができなかったら、あなたはどうやって自分の顔を想像しますか?
そうです。周りの人の言葉です。

たくさんの人に「かわいいね」、「髪がきれいだね」、「目が魅力的だね」なんて言われたら、きっと自信をもって表を歩くことができるでしょう。

でも、「不細工だからって気にするなよ」とか「あいつは面食いだから告白するのはやめた方がいいよ」なんて言われたら、自分は不細工なんだなとイメージして、表を歩くのが億劫になるでしょう。

その後、実際の自分の姿を鏡で見たとしても、前者は「やっぱりかわいい!こういう顔がかわいい顔っていうんだな」と解釈するでしょう。

後者は、「ああ、やっぱり不細工だ。こういう顔はみんなに嫌われるんだな」と解釈するでしょう。

本来は後者の方が端正で美しい顔かもしれません。
でも、運悪くこれまで出会った人全員に「不細工だ」と言われて育てば、自分が美人だなんて思えないでしょう。

子供も言葉で育つ

生まれた時には真っ白な「自分自身のイメージ」は、親や周りの人間の何気ない言葉でイメージ付けられていきます。

さらには、対人関係、世の中に対するイメージも同じように作られていきます。

ネガティブな大人からネガティブな言葉ばかり浴びせられた子供は、当然「怖い世界、ダメな自分、つらい人生」というイメージで埋め尽くされていきます。
そこへ肉体的な虐待を受ければ猶更です。

子供がその先の人生を「人とは悪いもの、怖いもの」というイメージを持って生きていかなくてはならないのは本当につらいことです。
これが一番ひどい虐待ではないでしょうか?

何気なく使っているこれらの「呪いの言葉」は、幼い心に強迫観念や孤独感を植え付けていくのです。

親子といえども別々の人格

こういった呪いにかかった子供は、親にとっては制御しやすい従順な良い子となるでしょう。
しかし、大人になり自分の呪いに気づいたときに親を怨むでしょう。

そして、自分の親がそういう親だった事に悩むでしょう。

でも本当は、そんな呪いにかかる必要はないのです。
それぞれが別の人格ですから。
子供が親に似ている必要もないし、親ができないから子供もできないなんて事もないのです。

人付き合いが苦手な親が、自分が苦手だからという理由で「人付き合いの苦手な子供」になるように仕向けることも多いでしょう。
だって子供が社交的だと、自分も人付き合いをしなければならなくなるからです。
ママ友と付き合うのが嫌だから、自分の子供から社交性を奪うわけです。

でもこれは、人付き合いが苦手な親自身の問題で、本来は子供の問題ではないのです。
同じ問題で悩む仲間が欲しいからと、子供にも同じ問題を抱えさせたくて自分と同じような性格にしようとした結果です。

もちろん間違ってます。

子供の人間関係に付き合っているうちに、親自身がママ友が出来て人付き合いが楽しくなることだってたくさんあります。

親が子供に救われる事だってたくさんあります。

トンビが鷹を生む

「トンビが鷹を生む」ということわざがあります。
「平凡な親から優れた子供が育つ」という意味です。

もし、自分自身を「ダメな人間」だと思っていたとしても、自分の子供がダメだとは限りません。

親である自分が冴えないトンビだと感じても、「この子は鷹になるかもしれない」と信じて育てれば鷹のように育て上げることができるでしょう。

子供は「自分は鷹だ」というセルフイメージを持って育つからです。

そして鷹を育てた親トンビは、「トンビってすごいね」と「鷹」以上に評価されます。
最後には、自分がトンビだという事を誇りに思えるでしょう。

そしたら初めて親トンビは、さらに自分の親であるトンビに感謝するのかも知れません。

あなたのネガティブな心は、誰かに植え付けられた悪いイメージです。
真っ白な心に戻して、明るい色でよいイメージを描きましょう。

問題の切り分け

大人になって親の悪い影響に気づいた子供が、いつまでも親の期待に応える必要はありません。
「それはあなたの問題でしょ!」といい放って、自分がなりたい自分になればいいのです。

アドラーさんもそういっています。

もちろん親の良い部分は見習って真似した方がいいです。

でも親子と言えども悪いものは受け継がなことです。

子供は親の所有物でも子分でもありません。
たまたま親の元から生まれた、まったく別の尊重されるべき人格をもつ人間です。

人生に悩む方へ

かなり脱線しましたが、虐待などの悲しい事件が多いので取り上げてみました。

辛い過去や強迫観念など、人はいつのまにかいろんなものに縛られて生きています。

でも、そんなものに縛られる必要はないんだ!と、みんなが自由に、そしてお互いを尊重しあいながら暮らしていけたら良いですね。

親子関係や人間関係、仕事や人生に悩む方はアドラーを読んでみてください。
おすすめですよ。

では。

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