海のふるさと館 道の駅おみやげ部門で九州14位!
松浦海のふるさと館 道の駅(松浦市)
松浦市のバイパス(海沿い)に、市民の自慢の道の駅があります。
住所 | 長崎県松浦市志佐町庄野免226-30 |
休日 | 年中無休 |
営業時間 | 8:30~19:00 |
TEL | 0120-062-004 |
特産品
旬さば、旬あじ
松浦市といえばさばとあじです。
特に「旬さば」、「旬あじ」は代表的な特産品です。
冷凍の旬あじや旬さば、しめさばなどが販売されています。
塩さばのひらきは人気です。売り切れています。
冷凍で日持ちするし、脂が乗っていて絶品です。
さばって当たり外れがありますよね。
パサついて全然おいしくなかったり・・・。
でも、ここの鯖は当たり外れがありません。
いつ買ってもおいしいです。
あごの干物
塩あごです。火であぶって、ほぐして食べます。
慣れない方には少ししょっぱいですが、酒の肴に最高です。
火であぶって、熱々のうちに布に巻いて、
かなづちでゴンゴン叩いてほぐしてから食べていました。
お茶漬けにしてもおいしいし、酒の肴にもなります。
あごだしスープ
名物のあごだしです。
先ほどの干しあご(とびうお)でとった出汁です。
パックに入っていて手軽に使えます。
五島うどんなどでも有名なあごだしですが、
そのおいしさは、いうまでもないでしょう。
川内かまぼこ
川内かまぼこです。
これは平戸の特産品です。
もちろん松浦でも昔から愛されています。
「すぼ」というストローで周りを巻いてあります。
昔はわらすぼ(わらの硬い茎の部分)が使われていました。
素朴な味で、郷愁をさそわれます。
川内かまぼこを食べながらお酒を飲めば、
懐かしいふるさとの風景が思い浮かぶはずです。
鮮魚と海の幸の加工品
他にも海の幸の加工品がたくさん販売されています。
もちろん捕れたての魚も販売してありますよ。
早めの時間でないと売り切れると思いますが。
地酒
地酒も売られています。
「じゃがたらお春」はジャガイモの焼酎です。
平戸市の福田酒造で作られています。
昔からテレビでよく宣伝されています。
じゃがたらお春
「じゃがたらお春」とは、1639年に切支丹禁令によって、
ジャガタラ(今のジャカルタ)に追放されたヨーロッパ人との混血児たちの一人、
13歳の少女「お春さん」の事です。
追放された混血児は「ジャガタラ文」に日本への想いを書きました。
その「ジャガタラ文」は今も「平戸オランダ商館」に展示されています。
長崎銘菓「長崎物語」のパッケージでも有名ですよね。
悲しいお話ですが、その後のお春さんは幸せになったそうです。
お春さんは21歳の時に、同じく平戸を追放されていたオランダとの混血の男性である
シモン・シモンセンという人と結婚しました。
しかも、シモンさんは「オランダ東インド会社」にて出世したとの事。
お春さんは裕福な家庭で三男四女を儲け、72歳まで生きて資産も残したそうです。
当時の日本とオランダでは、文化度にかなり開きがあったのでしょう。
混血児だからといって差別を受けた訳ではないようですね。
良かった良かった。
ちなみに、焼酎「じゃがたらお春」の原料はジャガイモです。
ジャガイモは1600年頃にジャガタラ(ジャガトラ)から伝わった
南米ペルー原産の芋です。
ジャカルタからジャガ芋が伝わり、
お春さんがジャガタラに追放され、
いまでは、AKB48がジャカルタでがんばっています。
時の流れを感じさせる焼酎です。
長崎県のじゃがいも生産については以下の記事でふれています。
名物のお菓子
カステラ
カステラも売ってます。
しかし、文明堂や福砂屋のカステラではありません。
最近よく見かける「和泉屋」などのカステラが置いてあります。
一口香
一口香(いっこっこう)です。
長崎、佐賀、愛知などで愛されているとの事。
愛知は意外ですね。
正月なんかは、お茶うけとして一口香とか干し柿とかが出されます。
おいしいというか、風物詩的なものですね。
昔からじいさんばあさんが食べていたイメージがあります。
この味が分かるようになれば、あなたも立派な大人です。
自然素材のお菓子など
他にも色んな特産品が売られています。
自然素材を使ったお菓子などが多く売られています。
年配の方には特に嬉しいのではないでしょうか。
旅行や帰省時のお土産を買うならココしかないでしょう。
お得なケーキとコーヒー
120円ケーキ
ケーキ1個120円で売っています。
ちょっと休憩で小腹が空いたときにもってこいです。
ドリップコーヒー
コーヒーも売っています。
自動販売機のコーヒー買うくらいなら、奥に入ってみてください。
食事コーナー
名物のぶり丼
毎日、数量限定でブリ丼定食が提供されています。
他でもブリ丼はあると思いますが、500円は安いですよ。
松浦ではさば、あじ、ぶりなどは良く食べられます。
これまたおいしいですよ。
九州の甘いお醤油で食べるブリ丼は格別です。
道の駅松浦 オリジナルカレー
こちらは、「道の駅松浦 オリジナルカレー」500円です。
”直営工場で栽培した玉ねぎをふんだんに使った
オリジナルカレーできました。”と書いてあります。
お持ち帰りコーナー
お持ち帰りできるお惣菜やお弁当がたくさん売られています。
その中でもイチオシなのは以下の商品です。
玉屋のサンドイッチ
佐世保玉屋(デパート)の有名なサンドイッチです。
ジューシーなサンドウィッチです。
普通は佐世保の玉屋で売っていますが、松浦海のふるさと館にも毎日運ばれてきます。
佐世保バーガーが有名ですけど、実は佐世保はサンドウィッチも有名なんですよ。
どちらも甘~いマヨネーズが特徴です。
癖になるおいしさです。
ぜひ、知人へのお土産に買ってあげてください。
喜ばれますよ。
玉屋デパート
ちなみに玉屋は高島屋系列のデパートです。
そして佐世保では圧倒的な存在感のデパートです。
「しあわせはバラの包みをひらくとき・・・玉屋」というコマーシャルで有名です。
佐世保では「バラの包装紙」と「バラの紙袋」は昔から圧倒的な力を持っています。
大正7年に九州初のデパートとして設立された玉屋です。
歴史がちがいますよね。
他の店舗が軒並み閉店していますが、佐世保玉屋にはぜひがんばっていただきたいものです。
シュシュのジェラート
大村市にある「おおむら夢ファーム”シュシュ”」というお店のアイスです。
このお店はジェラートやシュークリームなどが有名です。
イチゴ狩りも出来ます。
日当たりの良い山手にあり、大村湾を望む景色が絶品です。
気候や利便性などを考えると、長崎県で一番住みやすい町は大村市ではないでしょうか?
(訂正:1番は松浦市なので2番目にです)
もちろんシュシュのアイスはオススメです。
紙ふうせんのハンバーガー
こちらは「紙ふうせん」という町内にあるハンバーガー?屋さんです。
何十年も前からあるお店ですが、昔はバスセンターの向かいにあった気がします。
今も場所を変えて営業されているようですね。
手作りハンバーガーが180円っていうのは嬉しいですよね。
蒙古襲来の時の元軍の船(レプリカ)
道の駅の外には、蒙古襲来の時の資料としての船が展示してあります。
松浦市、特に鷹島は蒙古襲来時の激戦区です。
まつら党の水軍もかなり討ち死にしたらしいです。
詳しく書けばキリがないので下の看板をご覧ください。
これは元軍の上陸艇です。
日本を襲った元軍の船の前にかわいいおさかなが2匹立っています。
歴史を知れば知るほどシュールな画ですね。
1281年(弘安4年)7月30日の夜、弘安の役における総勢4400隻の船と14万人ともいわれる元軍(モンゴル+高麗+南宋の連合軍)の大半が松浦市(鷹島周辺の海底)に沈んだといわれています。
平成24年3月27日、文部科学省は元の軍船や遺物が発見された松浦市(鷹島町神崎免の沖合い海域)を、日本で初めての海底遺跡「鷹島神崎遺跡」として国史跡に指定しました。蒙古襲来に関わる古戦場です。
鎌倉幕府を崩壊に導いた原因のひとつであり、日本史上重要な事件として知られています。この遺跡から出土したさまざまな遺物は、これまでの文献や絵画などでしか知ることができなかった蒙古襲来の様相を具体的に明らかにするとともに、当時の軍事や外交などを理解する上で極めて重要な遺跡として評価されています。
平成23年秋、鷹島海底遺跡を調査していた琉球大学のグループが元の軍船を発見しました。この調査で見つかったのは、船底の背骨にあたる竜骨(キール)と呼ばれる部分で、竜骨の大きさは、幅役50cm、長さ約12メートルで、これらから推定される船の長さは20メートル級と見られています。
展示の船は元軍の上陸艇で、NHK大河ドラマ「北条時宗」の撮影に使われたものです。
トイレ
こちらは男子トイレです。
高級旅館の離れではありません。
こちらが女子トイレです。
トイレは比較的きれいに保たれています。
安心して使えますよ。
松浦市の観光の拠点
物産館でもあり、道の駅でもあるこの施設は、大型観光バスの休憩地点となっています。
また修学旅行生の受け入れの拠点ともなっています。
バイパス沿いで駐車場が広いので、長距離トラックなどの休憩にも使えます。
ツーリングやドライブでもおすすめ
また、ドライブやツーリングで立ち寄る方も多いです。
休日は県外ナンバーの車やバイクでのツーリングの方がよく立ち寄られます。
治安は良い
すぐ近くに松浦警察署があります。
夜も騒音などありません。
車中泊をする旅行者にも、比較的安心してお使いいただけると思います。
夏休みやGWなどの長期連休中には、車中泊の方への朝食のふるまいがあるようです。
温泉もすぐ近く!
車で3分程の街中に「松浦シティホテル」があります。
そこの「ラジウム温泉まつらの湯」なら、日帰り温泉ですので利用しやすいです。
「ラジウム温泉まつらの湯」
- ご利用時間 16:00〜21:00
- ご利用料金お一人さま 500円(税込)
「鹿町温泉やすらぎ館」
ぬるっとした硫黄の温泉が好きなら「鹿町温泉やすらぎ館」がお勧めです。
佐世保市鹿町町の町営温泉です。
松浦から車で山を越えて25分くらいで行けます。
ちゃんぽんや定食が食べられる休憩座敷もある温泉専用施設です。
泉質がいかにも”温泉”って感じです。
平戸市内の日帰り温泉
その他、平戸市内に行けば日帰り温泉が楽しめるホテルもたくさんあります。
海のふるさと館から車で30分くらいの所です。
九州の道の駅 お土産部門で14位(じゃらんランキング2014)
九州・山口には136箇所の道の駅があるそうです。
じゃらん(リクルート)の道の駅満足度ランキング2014で、「松浦海のふるさと館」が、九州・山口のお土産部門で14位にランクインしました。
136件の中で14位ですから、結構すごいですよね。
お土産の充実度からいえば納得の結果です。
最後に
天気の良い休日は、福岡から平戸へドライブして、日帰り温泉や足湯で楽しむのもいいですよね。
「松浦海のふるさと館」は平戸の手前でトイレ休憩をしたり、小腹を満たすのにぴったりです。
帰りもトイレやお土産を買うのに便利です。
ぜひ、一度寄ってみてください。
関連記事
-
【佐世保軍港クルーズ】個人でも見学できる!「土日祝のみ運航」
佐世保港クルーズに【個人向け】が登場! 佐世保では、佐世保港を周遊するクルーズ船 …
-
長崎・佐世保で子供と遊ぶなら★西海橋公園★_遊び場が充実!
週末・連休(ゴールデンウィーク・夏休み)のレジャーにおすすめ! 長崎県の県央、県 …
-
NHKドラマ「逃げる女」-佐世保・平戸・松浦が舞台(ロケ地)!
長崎県のすばらしい景色が満載の現代ドラマ! テレビドラマ「逃げる女」が放送中です …
-
アミスタホテル(松浦駅前) 2016年1月オープン!
松浦バスセンター跡地に「アミスタホテル」が完成。 松浦鉄道の松浦駅前に、新しいビ …
-
ホテル AZ(エーゼット)-長崎鹿町店オープン1周年!(鹿町・江迎)
『ホテルAZ 長崎鹿町店』 松浦鉄道 江迎鹿町駅近く! 長崎県北(北松地区)に新 …
-
【佐世保軍港クルーズ】開始!最新鋭イージス艦を見学できる!
「佐世保港クルーズ」で自衛隊(佐世保基地)の軍艦を見学しよう! 倉島岸壁に係留さ …
-
不老山つつじ祭り【2015】4/25(土)ツツジ満開!
「不老山花と光のフェスタ 2015」-天気もツツジも準備OK! 松浦市の春の恒例 …
-
不老山のつつじ祭り!【2015】4/18・19(土・日)開催!
「不老山花と光のフェスタ 2015」 毎年4月の恒例イベント、「不老山花と光のフ …
-
人と自然に優しい海賊?九十九島パールシーに「みらい」就航
佐世保に日本初のエコ遊覧船「みらい」が就航 佐世保にある九十九島パールシーリゾー …
-
佐世保バーガー発祥の店!【ヒカリ】最高!メニュー・駐車場も紹介!
ヒカリは佐世保バーガーの発祥のお店です。 佐世保バーガーと認定されたお店の中でも …