ホテルＡＺ（エーゼット）-長崎鹿町店オープン１周年！（鹿町・江迎）

2015/06

『ホテルＡＺ　長崎鹿町店』　松浦鉄道　江迎鹿町駅近く！

長崎県北（北松地区）に新たなホテル。

地元や実家が江迎、鹿町地域の方向けです。
すでにオープン１周年ですが、知らない方のために。

鹿町・鹿町地域にオープン（２０１４年７月１０日）

昨年、鹿町・江迎地域に”ＡＺ（エーゼット）”という名前のホテルが新たに建ちました。
５階建て９１室のようです。

ホテルＡＺ　長崎鹿町店

（長崎県佐世保市鹿町町深江潟3-1）

鹿町-ＡＺホテル-01

「えっそんなところに？」と知らない人はびっくりするかも？

特徴

「大浴場を有しない格安ビジネスホテル」です。
”リーズナブルな郊外型ロードサイドホテル”というコンセプトのようです。

九州地区をメインに５０店舗以上が展開されています。

立地

ある程度交通量があり、でも周りに比較的田舎。
そんなところに建設されることが多いようです。

伊万里店も町の外れにあります。

客室

シングル６６室、２段ベッド２４室、車いす対応１室

駐車場

無料です。広いので満車になることはまずないと思います。

その他設備

コインランドリー、１００円均一ショップ、

レストラン

大型店では１階にファミレス”ジョイフル”を併設しているところが多いですが、

長崎鹿町店は”長参（ちょうさん）”という居酒屋兼レストランが１階にあるようです。
”日替わり定食”の夕食や、”バイキング形式”の朝食を食べられます。

宿泊料金

１泊朝食つきで4,800円（税別）と、宿泊料金がとてもリーズナブルです。
さらに、4,600円（税別）になる時もあるようです。

「ＡＺ　長崎鹿町店」の場所

佐世保市江迎町の中心部から鹿町方向に車で１分位のところです。

鹿町-ＡＺホテル-02

平戸から佐世保方向に通っている国道２０４号線から、江迎町役場の前（久保書店）の交差点を鹿町方向に曲がり、県道１８号線を６００メートル位進んだところです。

国道２０４号線から見えていると思います。
ベージュの建物で壁面全体に大きなレインボー（虹）が描かれているので、すぐわかります。

松浦鉄道　江迎鹿町駅から徒歩7分。
鹿町工業高校すぐそばです。

ホテルＡＺは、旧「亀の井ホテル」

ホテルＡＺは、大分市に本部を置く「株式会社アメイズ」が運営しているホテルです。

創業

創業者は「油屋熊八」で、明治４４年に「別府　亀の井旅館」を創業しました。
キリスト教の洗礼を受けたクリスチャンの熊八が、新約聖書の一節にある「旅人をねんごろにせよ」という言葉を理念として創業したようです。

熊八は、クリスチャンで酒を飲まず、旅館でもお酒を提供しませんでした。
「宿は身体を休めるところ」という想いがあったようです。

森永太一郎との一幕

森永製菓の創業者「森永太一郎」が宿泊した際、太一郎がお酒を注文して断られたそうです。
太一郎がなおも食い下がってお酒を要求したところ、「子供の菓子を作っている会社の社長なのに、酒を飲めないことを悔しがるのはおかしい」と言い放ったそうです。

森永製菓と伊万里

ちなみに、森永製菓の創業者「森永太一郎」は伊万里の出身です。
知っていましたか？

森永太一郎の故郷、伊万里にもホテルＡＺが建設されました。

ホテルＡＺ　佐賀伊万里店
（佐賀県伊万里市大坪町甲2350-83）

場所は、伊万里市と武雄市をつなぐ大坪バイパス（新しい道路）の伊万里側の終点付近です。
伊万里商業高校の近くですよ。

「株式会社アメイズ」が経営

「亀の井旅館」から、「亀の井ホテル」となり、現在のホテルＡＺとなります。

現在は株式会社アメイズが経営しています。

ファミレス「ジョイフル」のグループ企業

平成に入って、ジョイフルに買収され、さらにその後ジョイフルを離脱して、現在の「株式会社アメイズ」が運営する形になっているようです。

ジョイフルを離脱しましたが、株式会社アメイズの「穴見保雄　社長」はジョイフルの創業者ですし、「児玉幸子　専務」はジョイフルの取締役会長です。
株式会社アメイズは、ほぼジョイフルと一体です。

ただし、「別府　亀の井ホテル」は２０１４年に「ナクアホテル&リゾーツマネジメント」という会社に売却されたようです。

出典：株式会社アメイズ　ホームページ
出典：ウィキペディア　「アメイズ」

ＴＢＳ「がっちりマンデー！！」で放送された！

毎週日曜日の朝７：３０～８：００に放送されている番組「がっちりマンデー！！」で株式会社アメイズが特集されました。

内容は以下のとおりです。

◎無駄を省いたホテルで上場！

まず最初にやって来たのは、大分県にある株式会社アメイズ。
2013年8月、福岡証券取引所に上場！
御年79歳の穴見保雄社長にお話を伺いました。
一体何の会社なのでしょうか？

穴見社長：ホテルです。

そう！アメイズは、九州一帯に41店舗、｢亀の井ホテル｣や｢ホテルAZ｣を経営するホテル会社。

穴見社長：山口の方にも作りまして、四国の方と広げていきたいと考えてます。

その儲かりのヒミツは何なのか？
早速、ホテルを訪ねてみると・・・

儲かりのヒミツは、ワンランク上の激安！
スーパーホテルなど安くて快適なホテルがブームの今、それをさらに凌駕する価格設定！
でも、どうしてこんなに安くできるのでしょうか？

穴見社長：余計な無駄を省く！

一部屋あたりにかかるコストを極力抑える！
というのが社長の方針。

穴見社長：ホテルの料金はですね、1室にかかる投資額の1/1000が1日の宿泊料。500万円だと5000円になっちゃうわけですよ。仮に300万円で作ったら3000円でいいわけです。

では一体、何を省いているのでしょうか？
従業員の大久保和朗さんにお話を伺いました。

大久保さん：外線電話をかけることができないようになっておりまして、備え付けの電話はフロント直通のみとなっております。

そう！電話は外線にかけられない！
外線を使えるようにするには機材と工事が必要。
500室あったら4000万円近くかかってしまうんだとか。
お客さんも｢携帯があるからそんなの必要ない！｣というのが社長の考え。
さらに、宴会場や大浴場などの施設も作らない。

穴見社長：使わないですよ。その分、設備費がかかりますから。

そして、ホテルは形を全部同じに作る！
場所はどこであってもみんな四角。
部屋の構造も一緒なら広さも12平米で統一！
いちいち設計する手間が省け、同じ資材を使えるので、コストが下がるってワケ。
そして、建てる場所にもこだわりがある。
普通のホテルは、便利な駅前や大通りを狙いますが、アメイズはちょっと離れた郊外狙い。
それでもお客さんはやって来る！

穴見社長：あらゆることをやって経費を抑えてる。

とにかく無駄が嫌いな穴見社長、新幹線も絶対に指定席は取らずに自由席だけ。
そんな社長の座右の銘は？

穴見社長：ケチは財産！

ここで恒例の社員インタビュー！なんと！今回は穴見社長、自らが直撃！
まずは取締役電算部長の山下友従さん。

穴見社長：上場して気分は変わりました？

山下部長：はい、気分いいです！

続いては取締役総務部長の山本等さん。

山本部長：社会的な責任というのが大きくなったと思います。

穴見社長：専務にも聞こうかな。

続いては専務取締役管理本部長の児玉幸子さん。

穴見社長：上場して大変なことは？

児玉専務：対外的にいろんな所からいろんな質問があるので、今までより忙しくなりましたね。

そして、なんと！児玉専務から穴見社長へ逆インビュー！

児玉専務：社長は上場してどう思いますか？

穴見社長：全然違うね！今まで大雑把だったけどね、もっと細かにやらないかんなと！真面目にやりますんで、よろしくお願いいたします！

そんなアメイズは上場でがっちり！

出典：ＴＢＳ　がっちりマンデー！！