ふるさと納税-全国ランキング１位は長崎県平戸市！１２億！

平戸市がふるさと納税額ランキング全国１位に！

『ふるさと納税』の２０１４年１月～１２月の結果が発表されました。

長崎県平戸市のふるさと納税額（寄付金）が、なんと全国１位になりました。

田平公園-平戸大橋

もう既にみなさんご存知かもしれませんけど。

納税額は１２億７８８４万円！

以下をご覧ください。

　故郷や自分の応援したい自治体に寄付すると、住民税などが控除される「ふるさと納税」の昨年１～１２月のトップ１０が１３日、わかった。最も多い寄付額があったのは長崎県平戸市の１２億７８８４万円。

産経ニュースより

すごいですね。

一般家庭だと納税額の目安は３万円程度です。（昨年の場合）

単純計算で４万数千人分の納税が集まったんですね。

もしくは、平戸市出身の富豪が寄付したのかも？
それにしても凄いですね。

1年前の寄付額は3910万円

平戸市の2013年（平成25年）の1月～12月の寄付金の額は３，９１０万円だったようです。

２０１４年は３ヶ月半程度で早くも目標の１億円を突破したと喜んでいたようです。

まさか１３億円近く集まるなんて思わなかったでしょうね。

たった１年間で３０倍以上の寄付金を集めるまでに成長したことになります。

ものすごい急成長です。

ちなみに、長崎県では２０１２年に諫早市で１億９５０万円が集まったのが最高額だったようです。

特典にポイント制度を取り入れた平戸市

２０１３年の８月に全国で初めてポイント制度を導入した事、そして専用のカタログに豊富な特産品をラインナップした事が起爆剤になったようです。

これは、
「ポイントを有効期限なしで積み立てることが出来て、またいつでも好きなときにカタログから選んで注文できる」
という制度です。

特産品の品揃えも凄いし、ポイント制で自由度が高いというのが魅力的ですよね。

あらかじめ納税しておいて、のちのち特別な記念日にあわせて注文できますよね。

お中元やお歳暮などの贈答品としても利用できるらしいですよ。
平戸市ふるさと納税特設サイト

全国テレビでも特集！

フジテレビ『新報道2001』で放送！

2015年4月7日（日）のフジテレビ『新報道2001』でも平戸市のふるさと納税の特集が放送されました。
石破茂地方創生担当相も出演していて、平戸市の取り組みを素晴らしい取り組みだと評価していました。

嬉しいですね。

日本テレビ『月曜から夜ふかし』で放送！

2015年2月9日（月曜日）放送の「月曜から夜ふかし」でふるさと納税の特集が放送されました。

黒瀬啓介さん登場

平戸市が全国1位であるという事とともに、平戸市職員の黒瀬啓介さんや一般の方のコメント映像が流れました。

関ジャニ∞の村上信五さんとマツコ・デラックスさんも興奮気味に話していました。

月曜から夜更かしで取り上げられれば、若い方への宣伝効果は高いですね。

立役者はだれ？ＮＨＫイブニング長崎にて放送！

2015年4月15日（水）のＮＨＫ『イブニング長崎』では、
「輝くひと～ふるさと納税日本一の立て役者」
として、平戸市の職員、平戸市企画財政課の黒瀬啓介さんが紹介されます。

追記：イブニング長崎に黒瀬啓介さん登場

2015年4月15日（水）のＮＨＫ『イブニング長崎』に、平戸市ふるさと納税額全国１位の仕掛け人である平戸市の職員、企画財政課の黒瀬啓介さんが紹介されました。

黒瀬さんは３年前からふるさと納税の担当

３年前から担当となり、試行錯誤しながら寄付金を増やしていったようです。

「石の上にも３年」といいますが、３年目に花開いたわけですね。

ポイント制度を導入した事について

多数の寄付者や８０種類の特典の情報を把握しながら、さらにポイントの管理を行うことは、やはり大変な手間のようです。

黒瀬さんは、「手間がかかることは最初から分かっていたが、徹底的に寄付者目線に立った。サービスで勝負したかった」と語っていました。

現在の寄付状況

毎日全国からＦＡＸが届き、月曜日は４００枚のＦＡＸが届くそうです。

１日平均４００万円を超える寄付が寄せられるとの事でした。

映像では、黒瀬さんが地元の直売所を回って、地元の方と特産品の拡充について話をしていました。

直売所の中島史善さんも登場しました。

特典について

また、神奈川県のカップルが登場し、ふるさと納税の特典である「写真だけの結婚式」の撮影を行っていました。

この新婦の小林美穂さんの祖母が平戸の方でした。

結婚式は後ほど行うとのことでしたが、体の不自由で結婚式に出席できないおばあちゃんにウェディングドレス姿を見せたいという理由でこの特典を選んだとのことです。

本人もおばあちゃんも嬉しそうでした。

「写真だけの結婚式」とは、平戸市の各地の観光地でブライダル写真を撮影するプランだそうです。

今後について

今年６月には、特典カタログを改定する予定とのことです。

さらに充実しそうです。

黒瀬さんは、
「田舎でおいしいものが作られるから、都会でも贅沢が出来る」と語っていました。

そうですよね。
田舎が衰退すれば、都会のレストランには食材が届かなくなるわけですからね。

また、黒瀬さんは
「予想以上の成果だが、これからもっともっと平戸市に興味を持ってもらいたい」、「交流人口を増やしていきたい」、「寄付金をどう使うか、納得してもらえる使い方をしたい」などと語っていました。

全体について

最後はスタジオで特典カタログを開いていました。
平戸牛がアップになっていた。

ふるさと納税では牛肉が人気のようですね。
お米は定番です。

気になったのは、「寄付者の９８％は長崎県内の人」と言っていた事です。
もしそうだったら、まだまだ都会からの再配分にはなっていないですよね。

平戸にゆかりのある人はもっともっと都会にいるはずです。
今回の１位を機にさらに平戸への寄付が増えるといいですね。

全国の人気商品

「月曜から夜ふかし」に登場した平戸市ですが、特定のお礼の品に対するコメントはありませんでした。

ポイント制が話題を呼んだ平戸市ですが、個別のお礼の品ではいまいち知名度が低そうです。

別途、人気ランキングとして3つのお礼品が紹介されました。
以下の商品です。

１位：毛がに１杯もしくはズワイガニ2杯（北海道紋別市）
２位：こしひかり（岡山県吉備中央町）
３位：米沢牛（山形県長井市）

１位と３位は、圧倒的な知名度のご当地グルメですね。
「毛ガニ」や「米沢牛」は、全国民が垂涎の食材です。

２位は、少しでも割りの良い商品を追い求めた結果です。
米は生活必需品なので、寄付金に対する還元率が高いお米には人気が集まります。

ブランド化が必要

平戸市も特産品のブランド化をもっと進めば良いですね。
食材は最高なだけに、ブランド化戦略がカギな気がします。

松浦市も旬アジや旬サバなどのブランドを作っていますが、全国的な知名度はまだまだです。
※市内のスーパーでパック入りの刺身を買えば、鮮度とうまさに衝撃を受けるはずです。

農業も漁業も、マーケティング力がないとだめですね。

平戸市の寄付金の使い道について

産婦人科医のいない平戸市

平戸市には産婦人科医がひとりもいません。

長崎県の県北地域の医療の現状　県南との格差どうする？

これは他の何よりも危機的状況だと思います。

若い女性が安心して子育てが出来るかどうかは、その地域の将来にとって核心となる事項です。

ぜひ、寄付金を使って産婦人科を作ってあげてほしいです。

『寄付で産婦人科を誘致する』

平戸にゆかりのある人なら、みんな応援してくれると思いますよ！是非やってほしいです。

控除額が住民税の１割から２割へ拡大！

２０１５年４月からは、ふるさと納税の控除額が２倍に拡大となりました。
これまでより、さらに熾烈なふるさと納税合戦になりそうです。

庶民にとっては節税の、そしてふるさとの発展に貢献できる大切な機会です。
皆さんもふるさと納税を勉強して、ふるさと納税制度を活用しましょう。

絶対得する！ふるさと納税ガイドブック

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