新『ブラタモリ』第１弾！タモリさんが長崎に来た！

ＮＨＫの『ブラタモリ』　新シリーズ第１弾は長崎！

タモリさんが「ブラタモリ」で長崎に来ました。

新シリーズの第一弾です。

2015年4月11日に放送されました。

同行するアナウンサーは桑子 真帆（くわこ まほ）さん。

ナレーターはＳＭＡＰの草彅 剛（くさなぎ つよし）さん。

テーマソングは井上陽水さんです。

放送内容をさらっとお伝えします。

長崎の坂や外国人居留地を探索

タモリさんは最初に、長崎の坂やグラバー邸、外国人居留地などをブラブラしました。

グラバースカイロード-ブラタモリ

明治中期に建てられた洋館（高木さん宅）にも上がりこんでいました。

長崎-外国人居留地跡-ブラタモリ

石畳の坂道では、石をくりぬいたＵ字溝を見つけて、タモリさん興奮していました。

長崎-石をくりぬいたＵ字溝-ブラタモリ

出島の名残探し

長崎の始まりを知るために、江戸時代の痕跡を探します。

向かったのは「出島」です。

出島も周りが埋め立てられて、一見するとわかりませんね。

ブラタモリファンの案内の女性がかなりテンション上がっていました。

電停前の車道に出島の岸壁の名残となる場所をみつけたり、

長崎-出島の岸壁の目印-ブラタモリ

復元中の「石積みの跡」を見学していました。

長崎-出島の南側の岸壁-ブラタモリ

発掘調査

学芸員の女性と一緒に出島の発掘調査の様子を見て回りました。

茶碗や皿、古伊万里も出てくるとの事で、

タモリさんも発掘を体験していました。

長崎-出島跡の発掘現場-ブラタモリ

大物の茶碗のかけらを土から引っ張り出し、

興奮気味のタモさんでした。

その後の調査で、このかけらも貴重な古伊万里だったとの事です。

出島埋蔵整理作業所

発掘された「オランダ東インド会社」（ＶＯＣ）の焼き物から、

図面に起こしていく作業を行っている所を見学していました。

”真弧”（まこ）という型どりの道具が紹介されていました。

ふるさとコレクション

タモリさんの３歳の誕生日と同じ日に流れた、

「ネズミ島の大名行列」という長崎のニュース映像を見ていました。

そのネズミ島もいまでは埋め立てられてなくなったそうですが、

大名行列という催しは今も市民プールで行われているとの事でした。

長崎の起源（本来の姿）

その後、料亭の若旦那で歴史マニアの山口さんの案内で

長崎の昔の姿の名残を探してブラブラしました。

長崎-料亭の若旦那-山口さん-ブラタモリ

今の長崎の街は、1570年頃の姿と比べると、大部分が埋め立てられた土地とのことです。

その証拠に、町の中にかつての岬の名残の石垣が残っています。

タモリさんは、この岬の岸壁の石垣を探して歩き、

400年前の長崎の港が開港したときの姿を探っていきます。

昔の岬の形に沿うように続く石垣を探して、街中を歩き回りました。

マンションの隙間から、岬の名残の石垣を見つけたときは、

タモリさんテンションが上がっていました。

400年前の船着場

昔の船着場は、波をよけるため、岬の影にあったようです。

出島ができる前の船の停泊地だった場所を見つけ、

長崎-開港前の船着場跡-船津-ブラタモリ-2

ふと電柱を見ると、「船津町」と表示してあり、
古い地名がその名残を現していました。

長崎-開港前の船着場跡-船津-ブラタモリ-1

古い町名って大切なんですね。

 道路の下に戦前の石橋

”石橋”という地名のところに、

道路の一部が不自然に盛り上がっている場所がありました。

長崎-戦前の石橋の上にできた道路-石橋（地名）-ブラタモリ

そこは、戦前にあった石橋が埋められている場所だということがわかりました。

その下は暗渠になっており、その石橋が見学できるとのことで、

小川さん（ヘルメットにそう書いてあった）たちが掛けてくれたアルミのはしごを降りて、

道路の下に流れる川（暗渠）を、ライトをつけて歩いていきました。

そこにはアーチ型の美し石橋があり、

石橋という地名（電停名）の意味がよくわかるという一幕でした。

長崎-戦前の石橋を道路の下で見学-石橋（地名）-ブラタモリ

この橋も、そのうち文化財になるだろうとのことでした。

全体のまとめ

長い岬が埋め立てられ、斜面に町ができていったという

長崎の原点がわかった旅だったようです。

タモリさんは坂が好き

タモリさんは「坂のない街には何の興味もない！」というほど坂が好きらしいです。
タモリさん曰く、坂には歴史があるとのことです。

日本坂道学会の副会長

実はタモリさん、「日本坂道学会」の副会長だったって知ってますか？
タモリのTOKYO坂道美学入門という本を出しているほどです。

ちなみに会長は、坂道研究家である山野勝さんです。
古地図で歩く江戸と東京の坂などの本を書いていらっしゃいます。

銀座の居酒屋で、”自称坂道研究家”の山野勝さんとタモリさんが出会ったのがきっかけで、
会話が弾んだため、２人で結成したようです。
年に１～２回、成果の確認など行い、熱く語り合っているらしいです。

笑っていいとも！終了でブラタモリが全国へ

去年までは「笑っていいとも！」があるため遠くのロケにいけなかったタモリさん。

ブラタモリでは、東京の街中をブラブラしていましたが、
最近は自由になったことから、大好きな「坂」を求めて長崎に来たのでしょう。

私たちは普段の生活の中で「坂」＝「不便」というイメージが定着していますが、
タモリさんのうれしそうな顔を見ていると、ものの見方まで変わってきますね。

第1弾に長崎を選んでくれたことに感謝です。

長崎の次は金沢をブラブラしたようですよ。
東京～京都～長崎～金沢・・・いい感じすね。

博識で教養のあるタモリさん、
そのうち海外にも飛び出していきそうですね。

次回も長崎

次回も長崎です。

造船所や炭鉱跡をブラブラしたようですよ。

楽しみですね！

出典：ブラタモリホームページ

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