榎木孝明さん「不食」終了！【３０日ぶりの食事！】腸壁は大丈夫？

2015/06

俳優の榎木孝明さん-３０日の不食を終えての晩餐

１ヶ月の不食（断食・絶食）を終えて、榎木さん、３０日ぶりに食事を召し上がったようです。

榎木孝明-30日不食-最終日-晩餐-facebookより

３０日ぶりの食事の献立は？

自ら選んだメニューは以下のとおり。

白ワイン
前菜の小エビ
温かいパンプキンスープ
豚肉、フォアグラ、ピスタチオ入りのパテ・ド・カンパーニュ
ほうれん草のクリーム煮

いきなり固形物？大丈夫？

スープより前に前菜の小エビが運ばれてきたとの事。

３０日ぶりの一口目は「小エビ」。
丸ごと１匹を口に入れて食べたようです。

目をつぶって、３０回以上噛んで食べたとの事。

「素材の味がよく分かるし、素材の香りがとてもする。おいしいです」と笑顔だったとの事。

病院だって、ちょっと絶食しただけでも流動食から始めるのに、いきなり小エビって凄くないですか？
榎木さんは常識にとらわれるのが嫌だと語っていましたから、これも研究の一環のなのでしょうね。

完食せず、少量ずつ、ゆっくり噛んで１時間

さすがの榎木さんも、「ちょっとよだれが出てきましたね」と食欲がよみがえってきたとか。

でも完食はせずに、すべての料理を少量ずつ、ゆっくりとかんで食べたとの事。
大満足の晩餐（ばんさん）になったようです。

榎木流の復食

普通なら回復食としての流動食で胃腸を回復させるのだと思いますが、榎木さんのようにきちんと身体と対話しながら食べれば大丈夫なんでしょうね。
頭でっかちにならず、セオリーどおりではなく、きちんとすべてを五感で感じながら判断するのでしょう。

そうですよね。犬とか猫だって食べていいものと悪いものは五感で判断できますからね。
本能的に備わっている能力を大切にして自分で感じ、自分で判断する力を私たちは忘れているだけかもしれません。

それにしても、榎木さんの食道、胃、腸あたりは大騒ぎでしょうね。
まさに”晩餐会”状態だと思われます。

剥がれ落ちた腸壁は大丈夫？

一般的に断食をして数日すると黒い便が出るとの事です。
これは腸壁がはがれる時に出血した血が黒い色になるかららしいですが、腸壁が剥がれ落ちた状態では腸は過敏になっているらしく、慎重に回復させる必要があるらしいです。

榎木さん、食欲があるとの事なので胃は大丈夫なんでしょうけど、腸はどうなんでしょう。
今後のレポートを聞いてみたいところです。

榎木さんＦａｃｅｂｏｏｋで心境を語る。

榎木さん、Ｆａｃｅｂｏｏｋで、終了直後の心境を語っています。

感謝の言葉

「不食」30日間をお陰様で無事に終えました。これまで心配して下さった方、応援して下さった方全ての皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。そして妻と家族、支えてくれたスタッフのみんなもありがとうございました。

そうですよね。協力した医者や奥さん、家族も心配だったでしょうね。
榎木さんの精神力じゃ、「平気ですよ」って笑いながら死んじゃいそうですからね。

冷静に状況を判断できる第三者がいないと、こんな実験はできませんから。
もちろん、そういうことをすべてわかった上での感謝なんでしょうね。

今回の試みについて

一人密かに誰にも言わずにやるか、こうしてブログに挙げるかを迷ったのですが、今はこういう形をとって良かったと思います。多くの方々に注目していただくことで私も励みになりましたし、また皆様にも今後の生き方や食を考える機会になったとすれば嬉しく思います。たかだかひと月で結論を出せる問題でもありませんが、とりあえず一つの区切りをつけて次の段階へと進めそうです。

密かにやるのは危険ですよね。
やはり、協力者がいて初めてなりたつ研究ですからね。

飢餓状態で錯乱しないとも限らないので、安易に真似することは危険でしょう。

でも、現代人の常識を大きく変える凄いことには変わりないですね。
医学界でも注目しているんじゃないでしょうか？

実験に立ち会った医者は貴重なデータを収集できたんじゃないでしょうか。
是非、社会に生かしてほしいですね。

それにしても榎木さん、「次の段階」ってなんですか・・・？

今後について

「不食ノート」はまだまだ言い足りないことや、今後の気づきも色々ありそうですので、毎日とはいかないまでもしばらくは続けようかと思いますので、引き続き皆様のご意見、疑問、質問も是非お寄せ下さい。12月には『マキノ出版』からDVD付きの書籍を出す予定です。タイトルは今考え中です。発売日とタイトルが決まりましたら改めてお知らせさせてもらいます。

榎木さん、本を出すんですね。
これは売れそうですね。

ＤＶＤ付きってどんな映像が入っているのでしょう。

タイトルは何？

タイトルは何でしょうか？
「食べなくても生きられる！　～不食のすすめ～」
きっとこんな感じでしょう。

ダイエット本が売れなくなる！

榎木さんの不食本がでたら、他のダイエット本なんて売れなくなりますよね。
究極の意識改革で、簡単にやせられるかもしれません。
きっと予約殺到になるでしょう。

今日のひと月ぶりのパンプキンスープは、かぼちゃの一粒一粒の粒子が口の中で甘く広がっていきました。今後の食レポのコメントが少々口うるさくなるかも…です。

ここまで行くと確信犯ですね。
荒稼ぎの予感です。

榎木さんの食レポのコメントは重みが１００倍になってしまいましたからね。

グルメレポーターはみんな仕事なくなっちゃいます。
阿藤快さんも石塚英彦さんも彦摩呂さんもこれから大変ですね。

みんなへのメッセージ

今回私のやった「不食」は安易に人に勧めるものではありませんが、意識次第で自分の身体はいかようにもコントロール出来ることを実感しています。再三言って来ましたが、常識の範囲で生きるのではなく、自分が新たな常識を作るくらいの気概があれば、人生をより広く深く楽しめると思います。今日の心境はすべての人に、あなたは自分で思っているほど小さな人間ではありませんよとお伝えしたいと思います。

今回、榎木さんがみんなに伝えたかったのはこのことでしょうね。

世の中の常識や基準を疑いもなく受け入れるのではなく、自分でチャレンジして、五感で感じて、体験を通して自分だけのノウハウを蓄積する。
そうやって生きていけば、どんどん可能性が見えてきて人生が豊かになるんじゃないでしょうか？

今の世の中が閉塞感に満ちているのは、実はみんな洗脳されているからかもしれません。

今回、榎木さんから、自分の中でちいさな「プロジェクトＸ」を起こす事で、世界はガラッと変わるという事を教わった気がします。

この今を生きる [ 榎木孝明 ]【書籍】