新しい消防署が完成！中央診療所前に移転します！（松浦市消防本部）

「松浦高校前」から「中央診療所（旧松浦市民病院）前」へお引越し！

松浦市消防本部の庁舎が引っ越します。

移転先は、志佐町白浜免の「松浦市立中央診療所」の向かい側（国道204号線沿い）です。

海のふるさと館（物産館）のすぐそばです。

現在の場所から１．５ｋｍほど西に離れた国道204号線沿いです。

現在の消防庁舎

現在の消防署は松浦高校の前、松浦市役所のすぐそばにあります。
昭和48年3月に完成したものです。

見た目に老朽化がうかがえますね。

現在は消防車両がほとんどいません。

新しい消防庁舎

海辺に出来た新しい消防庁舎です。

建物はすでに完成しています。
外構工事や植栽も終わっていて、歩道や駐車スペースがきれいに舗装されています。

現在の消防署と比べると、建物前のスペースがものすごく広くなっていますね。

訓練塔は見えません。
建物の裏手にあるのでしょうか？

消防車について

松浦市消防本部で活躍している消防車は以下のようなものです。

出典：松浦市消防本部ＨＰ

いつから稼働するのか？

松浦市消防本部のホームページでは、そういった情報は載っていません。

ホームページ　→　松浦市消防本部

12月に入っても告知がないってことは、2015年1月辺りからの運用開始となるのでしょうか。

でも、消防車両はすでに新庁舎に待機しています。

すでに新庁舎が稼働しているのかもしれません。

どちらかというと、消防車両よりもデジタル化される無線設備が問題なく稼働するかどうかがカギだと思われます。

移転理由は何？

今回の移転については、大きく２つの理由があるようです。
庁舎の「老朽化」と「無線のデジタル化」です。

老朽化

老朽化については、見た目でわかると思います。
もう40年経っているので、耐震性などを考えると建て替え時期なのでしょう。

消防救急無線のデジタル化（総務省・電波法）

平成28年6月1日より、「消防救急無線」が「完全デジタル化」になるようです。

これは電波の有効利用のために国が進めている事業です。
さらには電波法により、アナログ通信方式での無線使用は平成28年5月31日までと期限が決まっています。

従来のアナログからデジタルに切り替わる為、消防署の設備も一新されるわけです。
これらのデジタル設備は、平成27年末までに設置を終える必要があるとのことです。

立地について

新しい消防署は「松浦バイパス」の始点（終点？）付近で、「松浦市立中央診療所」の前です。

御厨方面、今福方面のどちらにも移動しやすい。

御厨方面はもちろん、バイパスにすぐ乗れるので調川、今福方面にも駆けつけやすい場所ですね。

目の前に病院があるから便利？

新しい消防署の目の前は、旧松浦市民病院です。
何かあったら連携がしやすいのではないでしょうか？

でも中央診療所は救急指定じゃなくなったから関係ないかな・・・。
※詳しくは別の記事で→　松浦中央診療所（旧松浦市民病院）

西九州自動車道のＩＣに近い

消防の場合は現場へ迅速に駆けつける必要がありますし、救急の場合は救急指定の中核病院まで搬送する必要もあります。

今後、西九州自動車道の松浦ＩＣが完成すれば、バイパス経由ですぐに西九州自動車道に乗れるのでさらに機動力も上がりますね。

デジタル電波が受信しやすい場所

新庁舎は「デジタル方式の消防救急無線」で運用されます。

電波の入り具合も立地を決める一つの要素だったのではないでしょうか？

テレビの地上デジタル放送は受信に問題あり！

テレビも数年前にデジタル化されましたよね。

松浦市は難視聴地域が多いです。
普段は受信出来ていても、天候や季節によっていくつものチャンネルが受信できなくなる場所もあります。

今福町あたりはかなり受信困難であると聞いたこともあります。
中心部の志佐町ですら難視聴地域があるくらいですからね。

テレビはお年寄りの大きな楽しみです。

そして、転入して引っ越ししてきた人も、最初にやるのはテレビの接続です。
映りが悪かったら「えーマジで？」ってな感じでガッカリですからね。

「魅力あるまちづくり」の前に「テレビの電波」を改善しましょう。

話がそれましたが、消防署のデジタル電波は市民の生命線ですから立地や設備は重要ですね。

跡地はどうなる？

今のところわかりません。
公共施設が建ちそうな感じもしますが。

何かわかればまた書きたいと思います。

それではまた。

 - 公共施設

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